2019年8月7日
大分県LSIクラスター形成推進会議
会員企業の皆様へ
グローバルイノベーション部会
部会長 樋口 嘉
AI実践・体験セミナー開催のご案内
大分県LSIクラスター形成推進会議では、会員企業の中核を担う技術者の皆様を対象
にしました「AI実践・体験セミナー」を開催致します。
AI(Deep Learning)技術は、車載カメラに搭載されるなど、最近大変注目されている
技術です。その応用範囲も広く、県内の中小企業が今後の事業のあり方、新規事業を検討
する際のきっかけとなる新しい技術分野です。そこで、AI(Deep Learning)とは何かか
ら始まり、AIフレームワークの開発環境の構築の仕方や基礎的モデルを用いた画像認識へ
の適用法を学び、最終的には実用性能を引き出す大規模モデルの利用法までをしっかり学
ぶ、とにかく手を動かして実践・体験するセミナーを開催することとしました。本セミナ
ーでは、基本をしっかり学び、AIへの糸口を作って、自分自身で発展的学習ができるよう
になることを目的とします。
新しい技術にチャレンジする大きなチャンスであり、会員企業の皆様におかれましては、
ご参加を検討願います。
ご参加を希望される場合は、下記受講条件を確認されて、下部の参加申込書に必要事項
を記載の上、申込先メールまたはFAXいただきますようお願い申し上げます。
【開催日時】 令和元年9月18日(水)、20日(金) 2日間
9:30~16:30 (受付9:00~)
昼食は各自ご用意下さい。
【開催場所】 大分工業高等専門学校 図書館2F 情報演習室1
〒870-0152 大分県大分市大字牧1666 (TEL 097-552-6075)
【開催概要】 ディープラーニングの入門と画像識別への応用
~AIフレームワークを使えるようになろう~
講 師 : 大分工業高等専門学校 電気電子工学科 教授 木本智幸氏
【受講条件】
(1)2日間共に受講出来ること。
(2)受講者に必要なスキル
〇Windows10の操作が十分にできること
(コマンドプロンプト上から、ディレクトリを変更したり、実行ファイルを起動したりなど)
〇構造化言語(C言語もしくはPython等)のプログラミングができること。
(高度なプログラミングスキルは不要ですが、一般的なプログラミングができることが必要です)
※AI(ニューラルネットワーク)に関する知識は不要です。基本的なニューラルネットワークから講義します。
(3)外部ストレージ(USBメモリー/ポータブルHD)など、空き容量4GB程度以上のものを持参すること。
※演習で作ったソースコードやデータを持って帰るためのものです。
持ち帰り不要の場合は持参の必要はありません。
【カリキュラム】
1日目:画像識別AIのフレームワークの環境構築から利用までを行います。
とにかく手を動かして体験します。
画像識別AIとは、文字や物体などの画像から、それが何であるか識別を行うものです。
画像識別AIの中でも、基本となるCNN(Convolutional Neural Network)にターゲットを絞ります。
現在、もっとも性能を出しているAIモデルで、応用範囲も広いものです。
なお、AIのフレームワークは沢山ありますが、本セミナーではもっとも分かり易い
「Keras」を利用します。
2日目:画像識別AIの原理や、性能を上げるための工夫を学びます。
画像認識コンテスト世界大会のILSVRC2014で2位になった画像認識モデルVGG16を
使って、実用レベルの画像識別モデルも作ります。この日もとにかく手を動かして、
体験します。AIフレームワークの単なるツーラーになるのではなく、AIがどういう
計算をし ているのかも理解し、性能を上げるための知識を身につけます。
【参加対象者】
LSIクラスター会員企業に所属する、該当技術者または今後の該当技術担当者
【締め切り】 9月4日(水)
【定 員】 20名 ※ 申込が多数の場合には調整させて頂くことがございます。
【問い合わせ先/申込先】
大分県LSIクラスター形成推進会議 事務局 担当:佐藤/平沖/足立
FAX: 097-596-7179 (FAXの場合、送付状は不要です)
E-mail: oita-lsi@columbus.or.jp